2019.1.4 新石切 ドリュー

 九月以来のドリュー。ホールドが悪くて保持力が試される。前よりは動けるようになったかな。

 バルジ壁のマンスリーの20番。右手ガバ左手ポッケでヒール解除から身体を返すのが悪い。腹筋で耐えて二撃。
 始めに難しいのをやっておこうと26番を撃つ。手順でちょっと迷ったが、うまく繋がり上部へ。遠い赤スローパーを指先だけで押さえてからマッチ。ここからのマントルムーブが、よれもあってえらい遠く感じる。ばらしでは簡単にいけたのに結局繋がらず。
 何度か撃ってよれよれになり、19番から遡っていった。やはりトレーニングにはこの順番が良さそうだ。難しい課題を先に触り、簡単な課題は疲れてきてからやる。元気な状態だと簡単な課題は雑なムーブでも登れてしまうが、疲れているとそうはいかないので集中して登ることができる。
 とりあえず20番まで繋がったので終了。

2018年の振り返りと2019年の目標

 あけましておめでとうございます。

 2018年の頭は年末に再発した手首の痛みと結婚が重なって、クライミングがあまりできなかった。代わりにランニングしていたが、やはり走るのはあまり好きではなかった。今はほぼ走っていない。
 六月に始めたヨガは最初はクライミングの上達のためと思っていたのに、ヨガ自体が興味深くて楽しんでいる。体調も非常に良くなり、早起きが苦ではなくなったし、過敏性腸症候群も治って下痢をすることがほとんどなくなった。あと治したいのは指先の冷え性。自分より手が冷たい人に会ったことがない。つくづく冬山には向いてないなと思う。
 ヨガのお陰で身体のコンディショニングもやりやすくなった。今までは登ってトレーニングすることばかりに意識がいっていた。しかし、コンディショニングとトレーニングを7:3くらいの意識にしたら、痛いところがなくなり、力も出せるようになってクライミングが上達した。コンディショニングさえしておけば登る頻度が減っても下手になることはない。
 沢登りには相変わらず行くが、冬山は当分行かないだろう。夏も冬も遊び回る訳にはいかないし、冷え性もあってあまりモチベーションがなくなってしまった。代わりに冬は融通の利きやすいクライミングを頑張ることにした。

 2019年は身体の調子がよく、思うように身体を動かせるので、クライミングをしていて楽しい。今年こそ初段12クライマーになる。そして強さよりも技術を身に付けたい。とはいえ、保持力がないとムーブを起こせないことも増えてきたので、保持力は強くしたい。
 先日フィンガーボードで懸垂してみたら全然出来なくなっていて驚いた。単純なパワーは落ちたが、今が一番登れる。さぼっていた身体の部分がいかに多かったのか。パワーを再度鍛えたらもっと登れるようになるだろうなと思う。
 
 2019年も怪我なく健康に過ごしたい。

2018.12.29 町田 ノボロック

 帰省ついでに遠征。広いし、壁の形状が良くて楽しい。

 二年前は三級メインで触ったが、今回は二級がメインに。二年でベースグレードが1つ上がった。二級が7〜8課題登れて、オンサイトが半分。先週風邪で休んだお陰か身体は元気だった。登った課題もバルジと強傾斜がほとんどで、トレーニングの成果を感じる。やはりたまには遠征して楽しむこともモチベーションには大事だなと思う。

 その後は鳥貴で忘年会。良いジム納めができた。

2018.12.21 本町 ロカ

 東京から同期が来たのでロカへ。ロカカップ課題を登った。新しいホールドが増え、ポジティブなホールドが多くなっていた。そして身体を大きく使うロカらしからぬ楽しい課題も多かった。ただこういう課題をやるには壁が小さいなと思う。個人的には悪いホールドで保持する課題を期待しているのだが。

 四級まで一通り終わらせ、三級を端からやっていく。四級までは去年より甘くて、三級は若干悪いかなという感じ。
 薄被りの三級は、スローパーが続いて手首に悪い。コーディネーションギャス止めが止まらず。ヒールがかかり過ぎて距離が出なかった。
 120度壁はシビアな手に足ヒールからピンチホールドを繋いでいく。得意系で二撃。130度壁は全体的にホールド悪め。縦薄カチが保持できず、そこからのランジが決まらず。
 どっ被りは下部トラバースからのスローパー。トゥフックが決まりすぎて、解除の振られが止められず。後少しでゴールだったので悔しい。
 マンスリー壁は狭い手に足からボテを押さえて、小さいポケットとカチでトラバース。ゴール取りで落ちると下のボテにぶつかりそうで勇気が出ず敗退。

 最後の追込みで4級テープを片っ端からやる。疲れた状態で動くにはリズムとスピードが大事だと実感した。思っていたよりもキレ良く動けたので良かった。
 結局三級のテープ課題全部は登れず、ホールド替えになってしまった。来年は新しいセッターも来るようなので、隙をみて通いたい。

2018.12.15 シエスタ+DANRAN

 指皮がイマイチなので、二日連続でジムへ。夕方から行ったら激混み。

 マンスリーの20番を練習する。パワフル体幹マントル系。黒ボテを右手で押さえることはできたが、足を挟み込んでからのマッチに至らず。マッチしてからのマントルをばらしで練習しておく。これは結構得意であと少しで返し切れそうだった。とにかく体幹と腕への負荷がすごく、普段ならないところが筋肉痛になった。

 その後DANRANでパーティーブルゴーニュのルクロ(2011)を注文した。作り手が最近亡くなったらしく、もう手に入らないとの事だった。新世界の単調なワインとは違って、土や木の香りが広がる面白いワインだった。
 ブルゴーニュボルドーのワインはそこそこの値段でないと楽しめないと本に書いてあったが、その通りだと思った。「ワイン一年生」を持って行ったら意外と店主と盛り上がった。ワインももう少し経験して勉強したいなと思う。

2018.12.14 吉田 シエスタ

 手前の壁が混んでいたので、アップで強傾斜をやる。しかし初級の12番で落ちてしまった。上部のホールドがマンスリー18番と同じで、足自由なのに…カチが握れない。真っ向系はなかなか強くならない。

 強傾斜のモチベーションがなくなり、マンスリー17番を撃つ。ゴール二個手前をマッチしてからのギャス止めが出来ない。距離が近くなるように右端をマッチしていたが、左端のほうが持ちやすいことに気づいた。
 左端を持って発射体制を整え、ギャス止めで足切れに耐える。気持ちいいムーブだ。登れて良かった。

 垂壁の19番。ホールドを組み合わせて撃悪カチを作り出している。足もバブルホールドでフリクションが悪い。そして思いきり乗り込む距離感なので怖い。核心が全然届かず。
 これはまだ練習が必要だ。

2018.12.8 北山公園

 快晴の北山公園へ。寒くなってあまりモチベーションがなかったが、いつもの場所でヨガをしたら、気持ちよくてそれだけで満足した。

 シーズンインしたので人が多い。人の少ないところを探して、火の用心岩へ。とりあえずここの火の用心フェース左が当面の目標。フリクションはバチ効きで、今日はいけるのではと思ったが、やはり右足が上がらず。一人で考えているうちにレジェンドがやってきて、綺麗なお手本ムーブで一撃した。しかもアップの一本目らしい。自分はまだまだだな。
 足置きのアドバイスをもらい、なんとか左足が残るようになった。右足も上がって一本前進。この先の核心も頑張る。

 飛龍の岩へ移動し、林トラバース(3Q)をやる。こんなに被っていたかなと思わず苦戦したが、しっかり重心を上げて壁に貼り付くようにしたら楽に登れた。最近は登れる時と登れない時の重心の違いが顕著に分かるようになってきた。いい感覚で登れた時の身体の使い方を忘れないようにしたい。
 飛龍も触ってみるが、一手目が止まらず。

 飛龍の手前にある長閑岩を初触り。ボルトがあるのは見ていたが、課題があるのは知らなかった。まずは梅日和(4Q)から。挟み込みで登っていく面白い課題。二撃。もっと登られてもいいのになと思う。
 次にもっと右側にあるラインが登れそうだったので、セパレートスタートでやってみた。トポにはない課題で3Qくらい?左手のカチを保持して、右手をスローパーにデッドで止めたら終わり。右足のスタンスが悪くて、結構強度がある。トポの課題を登るのもいいけど、自分でラインを探すのも面白い。つい夢中になって撃ち込んだ。北山でもまだまだ探せるのでは。

 シーズンインで賑やかになった北山だけど、相変わらず人の多いところは苦手なので、課題探しに苦労しそう。