ヨーロッパ自転車旅行記 その三十一

9/21 Fuessen往復 86km

 今日はPeitingのキャンプ場に荷物を置いてフュッセンまで往復する。
 靴の中にナメクジがいた。テントを這うのは構わないが、靴の中に入るのは許せん。

 Peitingのキャンプ場は星が四つもついていたが、10ユーロだった。



 意外とアップダウンが多い。また山が近くなってきた。あれは懐かしのツーグシュピッツェの辺りか。

 


 三時間ほどかかってSchwangenに到着。あれが例の城かな。


 迎えにきたよシンデレラ。



 麓まで来るとすごい人ごみだ。朝の新宿駅くらい人がいる。城までは馬車で登ることもできる。急な坂道なので、自転車は押して歩く。びっくりしたのは糞がやたら多いことだ。馬の糞なのか?


 向こうには別の城もある。


 近づいてもいまいちかな。入場には金を取られるし。遠くから見るのが一番いい気がする。




 待てども待てどもシンデレラは現れないので帰ることにした。帰りはなるべく休まずに漕いだが、テントに帰ったのは18時過ぎだった。疲れた。


 ずっと洗わずにきたTシャツをようやく洗うことになった。服ってここまで汚れるんだなあと感心するくらいの泥水がでてきてびっくり。汚い。


9/22 Schongau〜Utting 60km

 なかなか立派な巣が張られていた。


 昼過ぎまでだらだらしてから出発。最初だけアップダウンで後は川沿いの道を走っていく。



 Ammerseeの湖畔で野宿ができるかと思っていたが、野宿ができそうなところは自然保護とやらで立ち入り禁止になっていた。仕方ないので見つけたキャンプ場に泊まる。高い。