ティッシュ配り バイト
巷で噂のティッシュ配りのバイトをやってみたので、ちょっとした感想。
なかなかカオスな状況で面白かった。
配り始めたのは朝の7時から。やはり通勤時間帯はなかなかもらってくれない。というか土曜日だから人が少ない。
8時を過ぎるとぼちぼちもらってくれるようになった。やってるうちにティッシュ配りのコツが少し分かった気がした。
まず一つめはとにかく無心で配ること。無視されても気にせず、ひたすら相手の手元にむかって差し出す。そして二つめはおばちゃんを見落とさないこと。おばちゃんのティッシュに対する執着と反応は素晴らしい。まさに神速のインパルス。時には向こうからもらいにきたりもする。
雨が少し降ってきたので、屋根のある部分で配っているとみ○なの党と共○党が演説とビラ配りを始めた。近くでやるものだから、俺の配っているものも政治関連のものだと勘違いされてしまう。
「自○党に負けるな」とか
「明日選挙だから大変ね〜」とか
「伊○先生は今日いるの?」とか
声をかけていく人が非常に多い。非常に邪魔な連中である。どうせならもっと人が集まるようなやつが演説をしてくれればいいのに。
とにかくこいつらに負けるわけにはいかないなと思った。み○なの党vs共○党vs三○地所の抗争が勃発したのであった。まあ圧勝だけど。ティッシュの力は偉大である。あの政党のビラ配りってのはバイトなんだろうか。もしくはボランティア?でもバイトでもないのにあれだけ貰ってもらえなければ、俺なら心が折れてしまう。しかもやつらは敵である俺にまでビラを配ろうとしてきた。誰が貰うかそんなもん。
プラカード持ちと違って体を動かすし、少しは頭を使うので楽なバイトだった。ノルマがあったりすると辛そうだが。最初、「目標は一人二箱ぐらいね」と言われたのだが、二箱だと600個である。それを四時間半で配りきるには大体2〜30秒に一つは配らなければいけない。七時台は壊滅的だったので、そんなには配れなかった。それはノルマではなかったので問題はなく、達成していないのにむしろ少し早く終わったぐらいだった。配ったのは4〜500個ぐらいだろう。