Lazer Vandal(レーザー ヴァンダル)
ヘルメットも古くなってきたし、そろそろ新調しようかなあ、ということで色々探してみた。最初に候補に挙がったのは、レーザーのOasizだった。しかし、日本語でレビューを探してもなかなか見つからず、英語で探すはめになった。せっかく読んだのでレビューの訳を書いてみる。ところどころ適当。省略もしている。
高い保障として進化しながら、すべてのMTBヘルメットの中でも新鮮であり、ロールシスシステムは特徴的で、頑丈なナイロンの が型に組み込まれていて、マジックバックルはとてもなめらかに繋がる。我々は楽しみに過去数ヶ月を過ごした。
けれどもOasizのサンプルでは、マジックバックルを締めるためのストラップは薄すぎて、走っている間に緩んできた。(他のレビューを見れば分かるだろう)レーザーはこの問題を解決し、今売られているものは多少厚くなり、より安全なストラップになった。それによって問題はなくなり、レビューを行なうことにした。
他のヘルメットよりも安全でありながら、通気性が高い。オアシズはそのように見える。21個の通気孔と適度な内部の構造が、スケートスタイルのヘルメットよりも27度までは快適さを保障してくれる。その気温を越えると通気は悪くなるが、耐えられないほどではない。レーザーのX−staticパッドがGiroのHEXよりも湿気をコントロールしてくれる。
Xlサイズで360gあり、オアシズはかなりしっかりとしたヘルメットである。着けているときはそれほど重さを感じないが、手に持つときは、重量はあなたの感覚によるだろう。レーザーのGenesisやNirvanaよりもXXS−Mサイズでは小さく、GiroでMサイズを使っている私の頭には入らなかったので、L-XLサイズにした。私はレーザーの軽いヘルメットのロールシスを愛していて、サイズが上限に近い場合は、Oasizの重さでは少し違和感があり、締め付けがゆるみやすい。他のライダーも大きめのサイズを使う人ほどこれに同意してくれる。赤・白のヘルメットを被っているアレックスは、小さいサイズを使っていて、緩むことはないと言っている。いつでも、ヘルメットのフィットは重要である。取り外し不可のバイザーの位置は完璧で、どのフィールドでも視界を遮ることはない。
ストラップの問題は解決し、フィットの問題を脇におけば、コロラドでの長い下りで、ヘルメットが緩み、怖い経験をした。すぐに止まって取り外し、全部のロールシステムが外れているのを見つけた。(左の写真を見よ)これは数年使ってきたGenesisでは起こりえなかった問題だし、Oasizでも恐らく起こらないものだ。なぜならシステムは簡単に定位置に戻せたし、それから数ヶ月の間この問題を再現することができなかったからだ。思うに、1.2個のアンカーが適切に固定されていなかったのだろう。
レーザーのヘルメットのファンとして、Oasizはもう少し改善しなければならないと思う。3サイズにすれば、多くのライダーのフィッテイングの助けになるし、ロールシスの範囲を減らすことができる。加えて、ロールシスの幅を広げ、後ろ側をもっと低い位置から締めあげることができる、というようなアイデアはいいものだと有効だと思う。これらの問題が改善すれば、レイザーは市場で最もいいメーカーのうちの一つになるだろう。・・・以下略
細かい部分はさておき、大意はこんな感じである。いいところもあるが、改善点もあるようだ。サイズを3種類にしてほしいというのはすごく同意できる。自分の頭囲を測ってみたら58〜59ぐらいなので、どちらのサイズでも微妙なところだ。これは2011年モデルのレビューなので、今売られている2013モデルでは問題が改善しているのかもしれないが、流石にこんな高い金を出して冒険する気にもならなかった。
そこで次に候補に挙がったのが、OGKのレフだった。OGKは日本人の頭に合いやすいといわれているし、値段も悪くない。が、これを買うならレーザーのVandalが買える。重さも同じくらいだし、どうしてもロールシスを試してみたかったので、最終的にはVandalを買うことに決めた。
ロールシスはなかなかいい具合だ。きっちりフィットしてくれる。
今回はバイザー付きのモデルを探していた。雨が目に入りずらそうだと思ったからだ。ただし、ロードのように前傾姿勢だと、バイザーで信号が見えづらくなったりするようなので、その点は注意が必要。取り外し可能なロード/MTB兼用モデルも多い。
長期旅行でのヘルメットはどうするか悩ましい。今使っているような派手な色にやつは旅っぽくないので、地味めな色にした。視認性は悪くなるけど。染谷さんのようにレザーカスクを使うのもよさそうではある。通気性はあれが一番いいだろうし、軽いので疲れづらいだろう。
通気性などは使ってみないと分からないので、そのうち追記する予定。ちなみに『Lazer Vandal review』で調べてみてもなかなか見つからず、販売サイトばかりヒットした。エントリーモデルだからだろうか。