2010 北海道ツーリング その二

6/10 浜小清水前浜〜国設羅臼温泉 85km

   快調に飛ばしてウトロに到着。知床峠はウトロ側から登るとかなり緩い。

知床峠からは羅臼岳はガスっていて見えなかった。


   国設羅臼温泉でキャンプ(300円)。すぐ側に無料の露天風呂がある。かなり熱かったが、地元のおっちゃん達がやせ我慢大会をしていた。キャンプ場で焚き火をしていると鹿が近くまできた。かなり人になれているなー。夜中になぜか俺のテントの周りで草を食んでいた。五月蝿くて眠れなかったので、石で追っ払った。

6/11 羅臼〜新酪農村展望台 120km

   知床のゴミ箱は撤去されているらしく、コンビニにも無かった。こんな事をして意味あるんだろうか。ポイ捨ては結構多かったような気がするが・・・

   野付半島を走ろうかと思ったが、向かい風が強くて諦めた。新酪農村展望台へ向かう。この辺りはなんか不気味な雰囲気だった。眺めがいいと聞いていたが、あいにく今日はガスっている。明日晴れることを期待しよう。展望台の麓で幕営

6/12 新酪農村〜納沙布岬 80km

   

   朝異臭を感じてテントから出てみると、牛に囲まれていた。柵の向こうは牧場だったのか。牛達に見つめられながらテントを片付ける。

   快晴だったので展望台に登る。地平線まで見える


   根室に入ると北方領土云々の看板が増えた。根室から納沙布岬は意外と遠く感じた。

   日本最東端 納沙布岬


   日本最東端のライダーハウスで宿泊。一度ライダーハウスというものを使ってみたかった。素泊まりで500円。本来なら雑魚寝だが、一人だったので独占状態。快適だ。

6/13 納沙布岬〜霧多布岬 90km

   日の出を見ようかと思ったが、あいにくの曇りだった。

   最東端の東根室駅は無人駅だった。


   北太平洋シーサイドラインを走る。アップダウンが多かった。ムツゴロウ王国の看板を発見。こんなところにあるのか。

   霧多布岬が見えてきた。こちら側は晴れているのに、岬の辺りだけガスがかかっているのが面白い。名前のとおりだ。岬には無料のキャンプ場がある。不気味なバンガローもあり。


6/14 停滞

   停滞して霧多布温泉(500円)へ。

6/15 霧多布〜馬主来PA 120km

   相変わらずの霧。ここにいる間はずっと霧だったな。しばらく天気は良くなさそうなので出発する。雨の中をひたすら走る。

   馬主来PAのキャンプ場は水道が使えなかった。

6/16 馬主来〜大樹 100km

   今日も雨。流石に気が滅入ってくる。浦幌で休憩しているときに売店の人と話をする。「北海道には梅雨がないといわれているけど、六月は雨が多い」と言っていた。途中に乳神神社というものがあった。おっぱいの神様がいるらしい。晴れていたら寄ったのにな

   気力を振り絞って大樹に到着。道の駅でぐだぐだと休憩した後、天竜川の川原で幕営する。服が濡れてしまってかなり寒かった。

6/17 大樹〜百人浜 68km

   

朝起きると快晴だった。とりあえず湿ったものを干す。チェーンが錆びていた。

   黄金道路。道路建設に多額のお金がつぎ込まれたことからこの名前が付いたらしい。去年工事していた箇所が相変わらず工事中になっていた。

百人浜オートキャンプ場(300円)にはすぐに到着した。

6/18 百人浜〜情報スペース in 新ひだか 85km

   えりも岬は天気が悪かったので、写真も撮らずに出発。

   

   情報スペースin新ひだかは無料で使えるプレハブ小屋だ。トイレ・水道・電気は完備されている。夕方頃に二人到着した。一人は自転車で日本一周中の若者で、エレキギターを背負っていた。よくそんなものを背負いながら旅ができるなあ。もう一人はリストラされて旅に出てきたライダーだった。この人は博学で面白かった。三人で宴会。