リードをしてよかったこと

 リードを本格的に始めてから半年以上たった。ボルダリングしかやっていなかった頃に比べて、いろいろと良い影響があった。

・保持力の向上
 リードをしていると、特に外岩では落ちるのが怖いので簡単にはホールドを離さなくなる。またクリップのためにも保持する力が必要だ。ジムでも簡単には離さなくなった。

・オンサイト力の向上
 ルートだと登る前によくオブザベをしなければならないということもあるが、上述の保持力の向上もあり、ホールドが思ったより悪くても持てるようになったことも大きい。

・思い切りがよくなった
 ルートで途中敗退すると残置になるので、何としてでもトップアウトしなければならない。怖くてもとりあえず一手を出せば止まることが多いので、積極的に取りにいくようになった。

 ルートをやるようになってからは外岩のボルダーにはあまり興味がなくなった。せっかく外に行くのならロープを使ってスケールの大きな岩を登りたい。今年はマルチを頑張る。
 クリップとクリップ体勢を作るのがまだ苦手。ボリダリングの癖で重心を上げすぎて苦しくなることが多い。どこでクリップするのがいいのかしっかりとオブザベをしなければ。