ヨーロッパ自転車旅行記 その四

8/17 Bibisee〜Tensee 60km

 トイレが閉まっている。限界が近い。ここ以外にもあるのか?ショップが開くのを待って、トイレの場所を聞いてみる。すると、向こうのほうにあるという。思っていたよりも広いキャンプ場だ。ぎりぎりで間に合った。ビッグベンアタックをかましてしまうところであった。


 キャンプ代を払って、パスポートを返してもらう。ヨーロッパではデポジットとしてパスポートを預けるところがけっこう多い。あるいは書類にサインしたりとか色々と面倒くさい。まあ盗難対策にはなるかもしれんが。


 Kochelseeの辺りは峠になっていた。あまり体力には自信がなくなっていたが、普通に越えられた。


 山へ向かって突き進む。


 天気予報をみると、明後日は嵐のようだ。Grainauで停滞かなあ。それにしても道が分からん。


 Tenseeにキャンプ場があったので、宿泊。もう空いてないから受付の裏に張れと言われる。


 併設のビアガーデンでビールを飲む。


 キャンプ場にビアガーデンとショップが併設されていることが多い。設備が豪華なのがヨーロッパのキャンプ場の特徴だ。しかし高い。設備がシンプルで安い日本のキャンプ場は世界で一番優れていると思う。ヨーロッパではキャンプ場に長期滞在する人が多いからこうなったんだろうなあ。滞在するなら色々あったほうが快適には違いない。


 ヨーロッパのキャンプ場は眺めがよいところにあることも多い。