ヨーロッパ自転車旅行記 その一

8/13 日本〜München

 自転車は事前に送っておいたので、電車で成田に向かう。電車で行くのは初めてだ。混みそうだったので、グリーン車に乗る。

 やはり日本食だ。

 ご多聞に漏れずヘルシンキで乗り換えである。乗り換え時間は30分くらいしかなかったが、ネットで調べたら大丈夫そうであった。しかし実際は、予定より40分ほど早く到着したのに、ぎりぎりであった。入国審査がやたら混んでいたし、搭乗口も遠かった。利用者が増えすぎなのでは。

 そもそもヘルシンキで入国審査をやることを知らなかった。てっきりミュンヘンでやるものだとばかり思っていた。税関の評判の悪いドイツでは、特に止められることもなく通過できた。

 空港からホテルまではタクシーで行く。恐らく空港で組み立てて走っていくこともできるはずだ。部屋で自転車を組み立てて、就寝。

 もう慣れたものだ。


8/14 ミュンヘン空港〜The Tent 57km

 ホテルのエレベーターは小さくて、自転車が載らない。階段でおろすが、かなりの重労働である。とりあえずIsar川を走っていけば中心部にいけるはずなのだが、まともな地図を持っていなかったので、行き方が分からない。ホテルの受付で道を聞いてそのとおりに進むと、空港に着いた。適当なこと教えやがって。

 空港のインフォメーションに行ったら詳しい地図をくれた。Isar川沿いの自転車道はほとんどダートだ。


 中心部が近づいてきた。


 Englisch Gardenでは、橋の下でサーフィンをしていた。なかなか激しい流れだ。


 ミュンヘンの市庁舎。立派な建物だ。この赤い花をヨーロッパのいたるところで見たが、何の花だろう。


 ここにインフォメーションがあるが、なんと中心部の地図は有料である。けちくさい。キャンプ場への行き方を聞くと、電車で行けるということだったので、せっかくだし電車に積んでみることに。路面電車だったので、中は狭かった。

 The Tentに到着。一泊11ユーロ。10ユーロ前後だと安いかなあ、という気もしてしまうが、実際は1500円近くだ。ヨーロッパのキャンプ場は高すぎる。


 併設のカフェで夕食。