新崎川左俣 単独遡行

 試験期間中なので、さくっと行けてさくっと帰れそうなところを探していた。ウォーターウォーキング〈2〉に載っていたこの沢がなかなか面白そうだし、アプローチも近いので行ってみた。
 夏の記録はなかなか見つからなかったが、やはりこの時期に行くところではないと思う。結果的にはさくっと帰ってくることができなかった。

 
 沢自体は綺麗で楽しいが、沢も登山道も蜘蛛の巣が多くてうんざりする。ヘッドネットは必須。この時期だけなのだろうか。

 車は上側(石碑側)に停めたほうがいいと思う。白銀橋まで1時間弱で下れる。

 
 家を5時半ごろ出発。道が空いているので、法定速度で爆走して、幕山公園には7時前に到着。朝飯を食べて、7:15くらいに歩き始めた。


 林道を歩いていくと、立ち入り禁止の柵がでてきた。右側に踏み後があるけど、藪でよく分からない。夏だから?


 道が見当たらないので、しばらく迷った挙句、この柵の先の取水提あたりから入渓。歩いていたらそのうち白銀橋の下をくぐるだろう。


 一時間ちょっとで白銀橋。困難なところはなかった。しかし、予定よりはかなり遅れている。


 5m滝。水は澄んでいて綺麗だ。


 3m幅広ナメ滝。面白い姿をしている。


 遡行図では端となっているが、水流の中のホールドを探して登った。真ん中より少し左寄りのところ。


 こんなに水が綺麗だとは思っていなかった。 


 ナメ滝 


 4mスラブ。水流沿いは滑る。


 ポンプ小屋の残骸。


 10mハング滝。楽勝。


 白銀橋からちょうど3時間くらいで、木橋に到着。


 ここから登山道を下る。白銀橋までは快適。そこから下は藪と蜘蛛の巣が面倒。一生分の蜘蛛の巣破壊をやったと思う。
 そして下りてきたのがここ。やはりこの踏み後を登っていけばよかったのか。


 帰りも湘南をドライブ。こんなに簡単に沢が楽しめて、ドライブもできるのだから、デート沢にはうってつきだろう。単独で行くところではない。

 この時期に行くには微妙だったかな。帰ったのは17時過ぎなので、全然さくっとじゃなかった。