自転車カナダ横断 番外編その二 右側通行・左側通行

カナダは日本とは違って、右側通行の国だ。しかしどうして違いが生まれのだろうか。世界的に見れば左側通行の国のほうが少数派だ。調べてみると色々な説がある。

 ・騎士(武士)の時代は左腰に差している剣がぶつからないように左側通行だった。しかしナポレオンは左利きだったため、ヨーロッパの他の国々は右側通行に変えられた。

 ・馬車の馭者は右手でムチを使うため、ぶつからないように右側通行になった。(イギリスは馬車が少ないので、独自に左側通行になった。)

 という辺りが有力な説らしい。いまいちしっくりこないけれど。ただ、ヨーロッパの中でイギリスだけ左側通行というのはイギリスらしいと思う。そして、イギリスの植民地だった国はほとんど左側通行だ。この理論でいくとカナダも左側通行のはずだが、アメリカと陸続きになっているから右側通行になったらしい。
 もっと言えばアメリカも左側通行でいい気もするのだけれど、何で右側なんだろう。馬車が多かったのか?


 まあそれはさておき、気になったのは自転車が信号で止まったときにどっちの足を着くのか、ということだ。日本では左足を着く人が大半だと思う。右側に車がいるので右足を着くのは危ないし、チェーンで汚れてしまう危険性もある。それに縁石が左側にあるから左足のほうが着きやすい。
 では、右側通行の国ではどうなのか?郊外に出てしまえばどっちでも好きな足を着けばいいと思うが、街中ではどうしているんだろうか。右足を外すのもためしにやってみたが、漕ぎ出しがづらくで危険だった。向こうの人がどうしているかは、観察するのを忘れてしまったので、知ってる人がいたら教えてください。


 少し調べてみたら日本でも右足を外す人はちらほらいるようだ。右側通行・左側通行は関係なくて単に利き足の問題なのかもしれない。