北海道 大雪山系縦走 8/2〜9
8/2 羽田〜新千歳〜層雲峡
移動日。国内線は初めて使った。飛行機の中ではずっと爆睡していた。一時間半ほどで到着。やはり飛行機は早いなあ。ただ、早すぎて北海道に来たという実感がわきにくい。フェリーとか使って時間をかけたほうが合宿らしさはある気がする。
札幌で買出し。六人パーティでガス缶を六個も買ったが、明らかに多すぎだった。煮沸のことを考えても、四個ぐらいで十分だろう。
岩見沢で一時間ほど待たなければならなかったので、少し観光。ICIスポーツがあるのかと思いきや、石田スポーツだった。完全に騙された。
層雲峡の駐車場でテントを張って幕営。なんかいろいろと先行き不安だった。
8/3 層雲峡〜黒岳〜北鎮岳〜裏旭キャンプ指定地
ロープウェーを使って五合目まで。物凄い敗北感があるけど、まあ仕方ないか。
道はずっとこんな感じで、登山というよりは散歩みたいなものだ。
旭岳。残雪が多い。ふもとにキャンプ場があるので、ここで幕営する。
頂上で夕日を見ようと登ってみたが、残念ながらガスっていた。下りは雪渓を駆け下りる。
夜、星を眺めながら酒を飲んだ。
8/4 裏旭キャンプ指定地〜北海岳〜白雲岳〜忠別岳〜忠別避難小屋
この日は白雲岳避難小屋に泊まる予定だったが、早く着きすぎたため忠別避難小屋まで行くことにする。
避難小屋前には豊富な雪解け水があり、それで身体を冷やす。かなり冷たい。よく分からない山菜があったので、採って食べてみた。毒はなかった。
夜、トランプをやった。七並べって性格がでるよなあ。ポーカーで30円ほど巻き上げられた。
8/5 忠別避難小屋〜五色岳〜化雲岳〜北沼分岐
化雲岳の山頂はとても広い。岩があるので登る。三年前もこの岩の上でぼーっとしてたなあ。
トムラウシを目指して出発。途中日本庭園と呼ばれている箇所があるが、どの辺りがそうなのかいまいち分からない。
北沼分岐の辺りにテントを晴れそうなところがあったので、そこで幕営する。ここなら他には誰もいない。
夕方頃から天気が崩れて、雨が少し降ってきた。明日はトムラウシで朝日を見ることにして就寝。
朝起きるとガスっていた。暗くてガスっているとほとんど何も見えないが、何とかなるだろうと思って出発する。案の定迷った。山頂とは違うピークに出てしまった。
明るくなってから、山頂を見つけ出して、登山道を下る。気疲れしてしまった。
テントをたたんで、とっとと出発する。小化雲岳からはひたすら長い下り。黙々と下るには長すぎるので、適当に話しながら下っていった。
天人峡温泉。風呂で汗を流してから、タクシーで旭川へ。神社でテントを張って寝る。蚊が多くて大変だった。
下山後はレンタカーを借りてドライブしたり、小樽を観光したり。ジンギスカンが旨かった。
下山後のほうが充実していた気がする。