オーストラリア観光 その三

3/24 Broome

 観光案内所に行ってみると、少し詳しい道路状況が張り出されていた。どうやらBroome〜Derby間と、Halls Creek〜Wyndam間の二箇所でRoad Blockedになっているようだ。ClosedよりBlockedのほうが厳しいんだろうな。こうなったらもう飛ぶしかない。


 とりあえず自転車屋に行き、梱包用の箱を貰う。無料でくれた。自転車と箱を同時に運ぶのは無理だが、宿から空港までは徒歩五分なので、二回に分ければ問題ない。


 荷物を整理して要らないものはどんどん捨てていく。必要なものだけ残したら意外を少なくなった。


 Darwinの天気予報はずっとLate Thunderstormになっている。この時期のDarwinは世界でもトップクラスの雷地帯である。あまり遠出はできないだろう。


3/25 Broom〜Darwin

 ミン、マーガレットと記念撮影をしてお別れ。いいルームメイトだった。


 空港で自転車を梱包する。思っていたよりも箱が小さくて少し焦る。結局ペダルもキャリアも外して詰め込むはめになった。タイヤがはみ出ていたが、もう時間が迫っていたので突撃する。笑われてしまったが、なんとか通った。持ち込み重量をかなりオーバーしていたけど、追加料金はたったの$5.00で済んだ。サービスしてくれたのか。

 窓からは果てしない距離の地平線が見える。やはりオーストラリアは広大だ。

 Darwin到着。暑い・・・。湿度が高く、むしむしする。北部にくると気候もかなり違うな。ちゃちゃっと組み立てて中心街へ向かう。そしてまさかの三車線道路を発見。ここは本当にオーストラリアなのか・・・?

 マーガレットに教えてもらったFlogsHollowへ向かう。はっきり言って部屋は汚かった。



 夜遅くまで騒がしい。大きな街に来たんだな、と実感する。街に繰り出して飲みにでも行こうかと思ったが、流石に一人で出歩く勇気はなかった。

 同室の奴らがあることをやり始めた。頭おかしいだろ。


3/26 Darwin

 自転車で散策をする。長めのCRがあるので、それを走ってみた。


 Funny Beach


 終着点の少し先にヌーディストビーチがあったので、立ち寄ってみたらえらい目にあった。興味本位で近寄っていい場所ではない。ちなみに普通のビーチに隣接していて、境界は看板があるのみだった。こんなので住み分けができているのだろうか。

 Museum&Art Gallery of the Northern Territoryに立ち寄る。ここは無料の美術館だ。生物の模型はとても精巧にできていて感心してしまった。数もかなり多い。

 これは何の人形だったかな


 サイクロンの音の再現などというのもあり、(この辺りはサイクロンも多く、けっこう被害をうけている)暗い部屋で聞くのでなかなか迫力がある。それにしても、よく途中でサイクロンに巻き込まれなかったなあ。本当に運がよかった。