2009 北海道ツーリング その二

9/7 稚内〜ウスタイベ 110km

  宗谷岬で朝日を見ようかと思ったが、雨が降っていたので断念。
  明るくなるのを待ってから出発した。

  ついに宗谷岬に到着。日本最北端の岬だ。思えば遠くへ来たもんだ。

  観光客が多かったので、すぐに出発する。

  道の駅「さるふつ公園」で昼食。ここはホタテの収穫量が日本一らしい。

  神威岬。名前が格好いい。


  ウスタイベキャンプ場に到着。トイレと水場があるだけの、シンプルな無料のキャンプ場だ。キャンプ場はシンプルな方が良いと思う。余計なものは要らんのよ。


  ここのキャンプ場が今のところ一番良かったなあ。コンビニも近くにあるので、買出しも楽だった。


9/8 ウスタイベ〜キムアネップ 160km

  興部の道の駅で休憩していると、おじさんが話しかけてきて、昼飯を奢ってくれた。有り難い。大船に住んでいて(ご近所だ)、毎年車で北海道を走っていると言っていた。

  紋別の辺りから少し交通量が増えた。サロマ湖が見えてからも意外と距離があった。でかい湖だ。

  夕暮れになってからキムアネップキャンプ場に到着。ここも無料のキャンプ場だ。

  蚊が無茶苦茶多かった。

9/9 キムアネップ〜網走 55km

快晴。今まで一番良い天気だ。



  途中でサイクリングロードを見つけたので、そちらを走ってみる。

  

  出逢いなど何もなかった。誰ともすれ違わなかったし・・・


  網走に到着。道立オホーツク公園で待ち合わせて、友人宅へ向かった。
  シャワーと洗濯をする。相当臭かったようだ。

9/10 網走〜屈斜路湖 70km

  昼過ぎまでだらだらしてから出発。世話になったな。
  美幌峠を目指して走る。日が暮れる前に越えないと。


  緩い坂が延々と続き、いつの間にか頂上に着いていた。絶景かな。高さはないが視界を遮るものがないので、眺めは抜群に良い。


  眼下に屈斜路湖


  遠くには大雪山系の山々も見える



  寒くなってきたので下る。和琴半島はすぐそこだ。


  和琴半島キャンプ場に到着。近くに無料の露天風呂があるので、入りに行った。


9/11 屈斜路湖〜厚内 150km

  53号で釧路を目指す。アップダウンの多い道だ。

  日本一面積の大きい釧路湿原


  海が見えてくる。太平洋だ。キャンプ場を探したものの見つからなかったので、適当な原っぱで野宿。星が綺麗だ。


9/12 厚内〜えりも 140km

  朝っぱらから犬に追いかけられる。

  腹が減ってくるが、336号線沿いにはコンビニすらなかった。このままでは餓死してしまうので、仕方なく道の駅「大樹」まで寄り道をする。片道10kmはあった気がする・・・

  えりもに入った辺りで雨が降り始める。
  百人浜キャンプ場(300円)には誰もテントを張っていなかった。申し込みをすると「今夜は雨が強くなりそうだから、テント料金でバンガロー使っていいよ」とのこと。ラッキーだ。

  近くに風呂もあったので、入りに行った。


9/13 えりも岬新冠 110km

  雨は朝まで降り続いた。雨具を着て出発。
  すぐに襟裳岬に到着。朝早かったので、人も少なくいい雰囲気だった。

  7km先まで岩礁が続いているとか



  浦河の「金水」で昼食。ばくだん丼が旨かった。


  段々と雨が強まっていく。やはり雨が降ると寒い。
  判官の森キャンプ場(600円)へ向かう。「雨が降ってるから休憩所で寝ていいよ」と言ってくれた。昨日に引き続き運がいい。お湯まで沸かしてくれた。


  しばらくすると雨が止んだので、近くに夕飯を食べに行く。ツーリングしていると話したら、牛乳をサービスしてくれた。北海道最後の晩餐だ。


9/14 新冠〜苫小牧 75km

  とうとう北海道最終日。長かったような短かったような・・・

  新冠から先は工場が多く、走っていても面白い道じゃなかった。
  苫小牧までひたすら走ってフェリーに乗り込んだ。



総括
  長期は初めてだったので、色々と試行錯誤しながらのツーリングだった。まあやってみれば意外となんとかなるもんだなあと。
  慣れてないからか、ひたすら漕いでばっかりだった。今の方が余裕もって楽しめてると思う。でもこうやって毎日体力を使い果たしながら走るのも悪くはなかったかな。
  後半は雨降ってばかりだったからか、全然写真を撮っていない。それとも疲れていたからだろうか・・・