2013-03-18から1日間の記事一覧

W・シヴェルブシュ『図書館炎上 二つの世界大戦とルーヴァン大学図書館』

これを見れば、図書館の破壊がどんな条件のもとで、野蛮のシンボルと化すかが分かる。敵が松明を投げ込んだときだけ、炎は文化にたいする犯罪なのだ。味方の側に罪があるときは、遺憾ながら不運な出来事とされる。 第一次世界大戦でドイツ軍の攻撃によって炎…