2018.11.3 北山公園

 シーズン初の北山。日差しは暑いが、風が吹くとちょうどいいくらい。人が全然いなくて良かった。

・火の用心フェース左(一級) ×
 日陰になっていたので取りついてみた。スタートを思い出すところから。左手をピンチ気味にすると身体が浮きやすかった。一手目の右縦カチも以前より持ちやすくなっている。そこから足を上げて左手のスローパーを止めるところまで。そこから右足が動かせなかった。
 この課題をやって二つ成長を感じた。一つは強傾斜をやっているお陰か、前より傾斜を緩く感じたこと。これなら足が滑らないと自信を持って動かすことができた。二つ目はフットホールドがより足指で捉えられるようになっていたこと。足に乗ったときの安心感が段違いだった。
 完登とはならなかったが、いいトライができた。上部も悪そうだけど頑張ろう。

・アドレナリンカンテ(一級) ×
 珍しく誰もいなかった。カンテのカチ二つを持って結晶に足を上げるところまで。そこから左手のパーミングに入れず。

・銅鑼の音(二級) ×
 まだまだ銅鑼までたどり着いていないが、この課題も登りたい課題。序盤のムーブの組み立てから。右手スローパーを押さえたら、左足をハイステップして右足をヒール。そのまま先に右手の縦カチを取りにいく作戦。左手の縦カチが持てなさすぎてこれしか可能性を感じない…右縦カチは何とか取れたもののそこから動けず。
 北山の常連さんと話したら将棋ノーマルより悪いと言っていた。

・股フックカンテ(二級) ○
 北山の数少ないパワー系課題。以前からこれは登れるだろうと思いつつ登れていなかった。今回はすんなりマントルムーブに入れたが、そこから苦戦。右手の小指の皮が割け、最後の泣きの一回で何とか登れた。岩は小さいが課題名といい、ムーブといい名作だと思うのでもっと登られてもいいと思う。

 久々の北山は面白かった。足使いを鍛えるにはとてもいい岩場だ。今年はもうちょっと通って成果を出したい。