ヨーロッパ自転車旅行記 その十四

8/29 Naturno〜St.Valentin 55km

 背中が冷えて目が覚める。気温が低くなるようになってきたなあ。ハンモックはダウンより化繊のシュラフのほうが相性いいかも。陽の当たるところに行けば暖かい。太陽万歳!


 天気よし。


 時折ダートを交えながら高度を上げていく。足が重い。


 綺麗な湖だ。釣堀らしいが。


 



 この写真を撮った辺りで一つ目のカメラのバッテリーが切れた。今回は充電器を持っていかずに、バッテリーを三つ持っていった。一つは純正のもので、残りは互換バッテリーにした。二週間持ったからまあ予定通りだった。ここまでは…



 眺めのよい所にちょうどベンチがあったので、昼食を作る。陽を遮るものがないので暑い。


 登ってきたほうを振り返る。いい自転車道だ。


 この辺りはキリストの磔刑像が多い。カトリックが多い証拠だが、なかなかシュールである。


 峠に城が多いのはやはり防衛拠点だからだろう。


 眺めがよすぎて見張りを忘れてしまいそうだ。



 St.Valentinという町に着いた。ここは世にあのイベントをもたらしたファッ○ンバレンタインに関係があったりするのか・・・?


 ここのキャンプ場はサインをしたりとかパスポートを預けたりとかそういう煩雑な手続きが一切必要なかったので、好感が持てる。値段も9ユーロだし、近くの湖はとても絶景だ。